2016_10
18
(Tue)21:00

85番~88番&1番 四国88ヶ所お遍路の旅 その1




立山黒部アルペンツアーから帰って来て3日後の今月の11日に、

昨年の3月に始まった 出直しのお遍路ツアー

最終回に行ってきました。





昼食場所の関係で、

85番の前に86番にお参りをしました。






第86番札所 補陀洛山 志度寺 (ぼだらくさん しどじ)
・・・ 香川県さぬき市志度 ・・・



正面に仁王門、左手に五重塔が見えますが、

右側の門を潜ると・・・








平賀源内のお墓

この辺りのご出身だそうです。








仁王門 (国指定重要文化財)

運慶の仁王像と巨大わらじが迎えてくれます。

全国的にも珍しい三棟造りの堂々とした佇まいです。








香川県の東部、 志度湾 に面している志度寺。

海の遥か向こうには、 屋島や五剣山 の稜線が見えます。








この赤い実は何かしら?

もしかして ピラカンサ








本堂・本尊 (国指定重要文化財)








アメジストセージ&芙蓉








白 萩








一重の赤薔薇

お寺の庭にもよく似合ています♪








五重塔








奪衣婆堂の中に鎮座する 奪衣婆さん

三途の川を渡り終えた時、

川岸で待っているお婆さんに、来ていた服を脱がされて

その服を衣領樹(えりょうじゅ)という木に掛け、

その木の枝のしな垂れ具合で罪の重さが決まるのだそうです。


「その節はヨロシクお願いします」と手を合わせてきました。








海士の墓

能楽でも詠まれる藤原家にまつわる悲話の舞台。

藤原房前が母のために建立したと言われる

「海士の墓」が約20基並んでいます




藤原鎌足には、唐の高宗皇帝の妃となった美しい娘がいました。

鎌足が亡くなった時、供養にと兄の不比等に3個の宝の珠を船で日本に送りました。

ところが、船がこの地の浦に来た時、竜神が現れてこの球を奪っていったのです。

不比等はこの珠を取り返そうとこの地に来ましたが、術もなく、やがて地元の海女と夫婦になりました。

ある日、不比等が「もし宝珠を取り返してくれるなら、私たちの子を藤原家の跡継ぎにしよう」といいました。

そこで海女は、海に潜り宝珠を取り返して命を失いました。

不比等は約束を守って海女の子を跡継ぎにし、この子が母を供養する為に建立したのが志度寺です。










志度湾の向こうにある平たい丘に

ちょこっと飛び出している山が、

これから行く 五剣山 です。








バスで移動していくと、

五剣山が近づいてきます。

山の形が、お大師様の横顔に似ているのだとか。








ケーブルカーで上って行きます。








ケーブルカーの1番後ろの席に座って、

少しずつ高くなっていく景色を楽しみます。

前回行った屋島が見えてきました。








真ん中で対向車とすれ違い♪





第85番 五剣山 観自在院 八栗寺 (ごけんざん かんじざいいん やくりじ)
・・・ 香川県高松市牟礼町 ・・・



 クリック! 拡大画像 








五剣山 が間近に見えてきました。








お寺への寄付が1千万円以上だったら

「金」の字が金色になります。

この小川さんって、一体どんな方なのかしら・・・

なんて、俗っぽいことを考えてしまう私です(^^ゞ








本 堂

ここは、もともと修行の場で、五剣山の中腹にあります。

お大師さまが唐へ留学される時、

仏教を学ぶ念願が叶うかどうかを試す為に

8個の焼き栗を植えられました。


お大師さまが仏教を学ばれて無事帰国され、

再びこの地を訪れた時、

焼き栗は見事に成長して芽を吹いていたのです。

このような事から、このお寺は

八栗寺(やくりじ) と呼ばれるようになったそうです。



え!「焼き栗が芽を出すのかしら?」ですって?

「深いことは考えないように」と先達さんの言葉です。








聖天堂

商売繁盛や学業成就、縁結びにご利益があると言われ

「八栗の聖天さん」として親しまれています。








仁王門

ここから仰ぎ見る五剣山は迫力があります。








菩提樹

この木は、ひこばえが大きくなったもので

樹齢が50年

元の木は、お大師様のお手植えと共に

天然記念物に指定されていました。








多宝塔

 昭和59年10月建立された総桧づくりの建物








帰りのケーブルカーからも屋島の姿が・・・

名前通り、屋根の形をしています。







この後、 さぬきうどんで有名な山田屋さん で昼食

美味しい讃岐うどんに舌鼓を打ちました。


長くなるので、これ以降は次回に・・・



***** つづく *****






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2016_10
18
(Tue)14:00

85番~88番&1番 四国88ヶ所お遍路の旅 その2




四国遍路の前回のつづきです。

午前中に85番と86番をお参りした後は昼食タイム♪









うどん本陣 山田屋 讃岐本店








元造り酒屋だったお屋敷は、

国の重要文化財に指定されています。








「釜上げうどん」か「ざるうどん」を選択できます。

私たちは「ざるうどん」と注文


久しぶりに行った山田屋さんです。

みんな、とっても美味しかったです(^^)v








約800坪の広大な敷地にある

和風庭園も素敵です♪








ムラサキシキブ








ジンジャー








シュウメイギク








赤い和傘とベンチの紐毛氈がお庭に趣を添えています。








紅葉が始まっているのはカエデでしょうか?






第88番札所 補陀洛山 観音院 長尾寺 (ぼだらくさん かんおんいん ながおじ)
・・・ 香川県さぬき市長尾 ・・・




仁王門








正面が本堂 右側が大師堂

明治維新以後、

学校や警察、郡役所などの公共施設に提供されたお寺。

地元では 「長尾の観音さん」や「力餅・静御前得度の寺」 として親しまれています。


この広場で、お正月の7日に

大鏡力餅運搬競争 が行われます。








仁王門の傍には 大きなクスノキの木








静御膳剃髪塚

静御前が母の磯禅尼とともに得度した後、

髪を埋めたと言われる塚。








大師堂の屋根の飾り が面白かったので・・・








仁王門の前には、一対の 長尾寺 経幢(きょうどう) があります。

元寇の戦死者の霊をなぐさめるもので、

国指定の重要文化財になっています。





第88番札所 医王山 遍照光院 大窪寺 (いおうざん へんじょうこういん おおくぼじ)
・・・ 香川県さぬき市多和兼割 ・・・




お四国遍路も、最後のお寺になりました。








仁王門








本 堂

通常薬師如来は左手に薬壺を持っていますが、

大窪寺の本尊である薬師如来はホラ貝を持っています。

人々の悩みや心の霧をホラ貝で吹き払うためだそうです。



残念ながら秘仏なので、拝顔する事は出来ませんでしたが。

これで無事 結願 です。








大師堂の横には、とても大きなお大師像








新しい仁王門

乗用車で来て駐車場に車を止めると、

普通、こちらの門から入ります。

私たちも、前回はこちら側から入りました。






第1番札所 竺和山 一乗院 霊山寺 (じくわざん いちじょういん りょうぜんじ)
・・・ 徳島県鳴門市 ・・・




駐車場では、 芙蓉の花 が咲いていました。



88番で結願した後は、1番に戻って

無事にに88ヶ所を回ることが出来たご挨拶をします。








駐車場から入る門

発心 と書かれています。








仁王門

四国遍路の第一歩はここから・・・








可愛いワンちゃんたちが、

あるじがお参りするのを健気に待っています(*^-^*)








本堂の灯籠は美しく圧倒されます。







これで、四国遍路は無事終了しました。

ツアーの人たちは、来月に高野山へお礼参りに行って無事満願!

でも、私たちは、1昨年に

一回目の結願の後に行ったので、

今回は行くのを止めました。

ホッとした半面、少し寂しいです。




2016_09
14
(Wed)17:00

78番~84番 四国88ヶ所お遍路の旅 その1




昨日(9/13)、久しぶりに四国遍路に行ってきました。

前回行ったのが6月だったので、3ヶ月ぶりです。

私が参加している ショーゼンのお遍路ツアー

夏休みと冬休みがあるので、

暑い時や寒い時はお参りしないのです。







天気予報では終日雨・・・





第83番札所 神毫山 大宝院 一宮寺 (しんごうざん だいほういん いちのみやじ)
・・・ 香川県高松市一宮町 ・・・




案の定、バスを降りると本降りの雨・・・








ショーゼンさんのバスツアーは、

今までは殆ど雨に会うことがなく、

多分、今回が初めての本降りの雨です。








本 堂

傘を差しながらのお参り。

途中、雷まで鳴りだして一体どうなることやら(滝汗)








大師堂

折角点火したお線香も雨で消えそうです。

でも、「一回くらいこんな日があっていいのかもね」

「これも修行のひとつよね」

なんて話し合いました。








「地獄の釜」と呼ばれる石の祠

この祠に頭を入れて自分自身を無にすると

新しい境地がおのずと開け、

悪い事をした人が頭を入れると、

扉が閉まって抜けなくなると言われています。


昔、近くに住むおタネという意地悪なおばあさんがいました。

地獄の釜の噂を聞き、

そんな事はあるまいと頭を入れると扉が閉まり

下の方から地獄の釜音が聞こえてきたのです。

頭を抜こうとしましたが抜けません。

とうとう涙を流し許しを乞うと、扉が開き、頭がすっと抜けたのです。

それからおタネばあさんは心を入れ替え、

人々から親しまれるようになったとの事です。


この祠はお大師さまが、美しい心と健やかな体を授けるために

作られたのかもしれません。



雨に濡れるので、祠に頭を入れることが出来ませんでしたが、

先達産のお話では、

「今まで一人も頭が抜けなくなった人はいない」と・・・










第80番札所 白牛山 千手院 国分寺 (はくぎゅうざん せんじゅいん こくぶんじ)
・・・ 香川県高松市国分寺町 ・・・




山 門

バスを降りると、雨がやんでいます。 ラッキー!

左手前の男性が添乗員さん。

みんなの納経帖や掛け軸の入った大きなカバンを背負っています。

お陰で私たちは安心してお参りが出来ます。

ありがとう~~~☆彡








山門を潜り抜けると・・・








とても広い境内。

流石、国分寺だけあります。

参道の両サイドの松の緑が、雨で洗われて綺麗です。








ミニ八十八か所 もあります。

遠くまで行けない人は、ここでお参りができるんですね。








本堂 (国宝)

香川県には、さぬき七福神があって、

国分寺は、紅一点の 弁財天

美・徳・福に後利益があるといわれています。








福 龍


竜の形をした古木で、こんな言われがあるとされています。

お大師さまが四国巡錫の際、

国分寺の本尊の千手観音像が損傷しているのを見かけました。

そこで、観音浄土に祈願すると天から霊木が降り授けられ、

その霊木をつかって御尊像を造られました。

この古木は、その霊木の残木で、 御衣木(枯れ木さん) と称されています。



こんな風雨に晒された所に設置されていて

大丈夫かな~って、ちょっと心配になりました。








大師堂

3本の紐がお大師さまと繋がっているので、

それに触ってお祈りをします。








「福松」と書かれた立て札があったので、

矢印の方を見上げると・・・








福 松

不思議な形をしています。

白蛇が住んでいたとも言われているそうですが・・・








梵 鐘

昔、高松藩主の生駒一正公は、

音色の良い国分寺の鐘を欲しがり、

田んぼ一町を寄進し、鐘は高松城の朝夕の時を告げるという名目で

城へと運びました。


所が城へ運ばれた鐘は少しも鳴らず、

城下では異変が相次ぎ、悪病が流行。

一正公も病の床についてしまいました。


これは鐘の崇りに違いないと恐れた一正公は、

早速寺へ鐘を返しました。


すると、国分寺の戻った鐘は

以前のように良い音色で鳴り響き、

一正公の病も、城下でも異変も悪病も治まったという事です。










第79番札所 金華山 高照院 天皇寺 (きんかざん こうしょういん てんのうじ)
・・・ 香川県坂出市 ・・・




三輪鳥居

天皇寺の正面にあります。

普通の明神鳥居の左右に、

やや小さい脇鳥居を組み合わせた珍しい鳥居で、

奈良・大神神社(おおみわじんじゃ)など、全国で3ヶ所にしかありません。








ちょっと変わった可愛い門から境内へ入ります。








右が本堂 左が大師堂

狭いので、同じ場所で向きだけ変えてお経をあげます。








白峰堂

明治の初め神仏分離令が出たため、

崇徳天皇社と神宮寺が分かれ、

社は白峰宮となったそうです。












お昼は、和彩料理 美膳  で。

美味しくいただきました(^^)v


お昼からは、後4ヶ寺のお参りしましたが、

長くなるので、次回にします。



***** つづく *****







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2016_09
14
(Wed)07:00

78番~84番 四国88ヶ所お遍路の旅 その2




9月13日に行ってきた四国遍路の続きです。

1番最初にお参りした一宮寺の時は土砂降りの雨でしたが、

幸いそれ以降は雨が降らず、

楽にお参りできました。

天気予報では終日雨だったのですが、

晴れ男、晴れ女ばかりだったようです。





第78番札所 仏光山 広徳院 郷照寺 (ぶっこうざん こうとくいん ごうしょうじ)
・・・  香川県綾歌郡宇多津町 ・・・





山 門








手入れの行き届いた植え込みを眺めながら進んでいきます。







 クリック! 拡大画像 








本 堂

江戸時代に再建されたものです。

二層になった屋根の形が特徴的で、

東大寺など奈良の寺院によく見られる奈良様式のつくり。

平成11年の「平成の大修理」が終わり、

美しく生まれ変わりました。








本堂 彫刻絵天井

美しい色彩のレリーフで飾られています。








大師堂

お大師さまが訪れた際、

ご自身の像を彫造して厄除けの誓願をされました。

この木造の大師像は 「厄除うたづ大師」 として今も広く信仰されています。








大師堂 彫刻絵天井

こちらの天井も素晴らしいです♪








万体観音洞

ここから地下に降りていくと・・・








全国の信者が奉納した3万体の観音小像がぴっちりと祀られています。









第81番札所 綾松山 洞林院 白峯寺 (りょうしょうざん どうりんいん しろみねじ)
・・・ 香川県坂出市青海町 ・・・



 クリック! 拡大画像 


この地域は、案内図に描かれているように、

白峰、赤峰、黄峰、青峰、黒峰 とあり、

総じて 五色台 と呼ばれています。








山 門 (七棟門)

高麗形式の門の左右に2棟の塀を連ねた

珍しい堀重門で、棟数あわせて七棟。

白峯寺名物のひとつです。








長い石段は、結構きつかった(^-^;








本 堂

入母屋作りの本堂は、ご本尊が千手観世音菩薩なので、

「観音堂」とも呼ばれています。








大師堂

お庭のモミジが、もう紅葉し始めています。








苔むした幹も綺麗だったので、

モミジをバックにパシャリ!








ヤブラン

今回のお遍路で、初めて見たお花でした。








勅額門

後小松天皇奉納の勅額(国宝)を掲げた門










第82番札所 青峰山 千手院 根香寺 (あおみねさん せんじゅいん ねごろじ)
・・・ 香川県高松市 ・・・




牛鬼の像

山門近くの茂みの中に

伝説に出てくる牛鬼(うしおに)が立っていますが、

鬼気迫る面持ちというより、ちょっと可愛い。








仁王門

写っているのは、私たちの先達のSさん








門を潜って少しだけ石段を下り、向こうを見ると、

長~い石段が・・・(滝汗)








雨は止んでいましたが、石段が濡れているので、

滑らないように注意しながら上がります。

帰りの方がもっと注意が要りましたが・・・








白猴欅(はっこうけやき)

樹齢:約1600年 幹の周り:約7m

昭和50年頃に枯れてしまったので、

平成3年、保存のため根を切り、

屋根を付けて、生えていた場所に設置しています。








本堂へは、又石段があります。

上がるのが大変だけど、これも修行。








本 堂

五色台の主峰、青峯山に佇ずむ、かつての巨刹です。









赤い萩と桔梗








白い萩








そして、シュウメイギク

やっとお花に出会えてほっこり(*^-^*)








帰りの石段から仁王門を見た風景

両サイドの緑が素敵です♪










第84番札所 南面山 千光院 屋島寺 (なんめんざん せんこういん やしまじ)
・・・ 香川県高松市 ・・・



 クリック! 拡大画像 


源平合戦の舞台となった屋島。

駐車場を出て、お寺に行く道には大きな絵が・・・








東大門

え!こんなに綺麗だったかしら?

そう思って、2年前にお参りした時の画像を探してみました。








2014年10月の東大門

この後、綺麗に塗り替えたみたいです。








本 堂


お大師さまが、この屋島に来られた時のお話。

屋島のふもとに大変けちん坊な甚兵衛爺さんが住んでいました。

爺さんの所には、大きな梨の木があり、

とても美味しい実がなっていました。


お大師さまは、

「この梨をひとつ譲ってくれないだろうか」と頼みました。

ところが、

「気の毒じゃが、うちの梨は硬くて食べれんのじゃ」

と、嘘をついて梨の実をあげませんでした。







大師堂


お大師さまが去った後、

「ああ、損をするところじゃった」

と言いながら梨を取って食べよとしましたが、

あの美味しかった梨は、

全部歯も立たない固い梨に変わっていたのでした。


屋島に伝わる伝説です。







宝物館








蓑山大明神

四国狸の総大将「太三郎狸」と呼ばれる土地の氏神。

子宝、縁結びや家庭円満などの神さま。

ちなみに、 屋島の太三郎狸 は、

淡路の芝衛門狸、佐渡の団三郎狸と共に

日本3名狸を称されています。








今回で、84番までお参りしました。

後一回で結願になります。

ちょっと寂しいな~と思っていましたら、

来年は中国観音33ヶ所参りのツアーが始まるのだか。

楽しみが一つできました(^^)v





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2016_06
23
(Thu)16:49

74番~77番 四国88ヶ所お遍路の旅




今回は、6月14日に行ってきた四国遍路の

お昼からお参りしたお寺です。






第74番札所 医王山 多宝院 甲山寺 (いおうざん たほうざん こうやまじ)
・・・・  香川県善通寺市 ・・・




毘沙門天の岩窟

大師堂の左手にある奥行12mほどの岩窟。

大師が彫ったといわれる毘沙門天像が祀られています。



毘沙門天は金運の神様。

みんなで「お金に恵まれますように」とお祈りしました。








本 堂


日本一大きな溜池・満濃池の工事は昔から始まっていたのですが、

難工事が続き、堤防が崩れたりして困っていました。

そこでお大師さまが工事の担当に任命されました。

お大師さまは満濃池修築の際、薬師如来を刻んで仮堂に安置、

満濃池の完成を祈ったそうです。


工事にはお大師さまの徳を慕って数多くの人が集まり、

その力を集結して短期間で見事に完済させることが出来ました。

朝廷はその功績に対して褒賞を与えたのでしたが、

お大師さまは、その一部を甲山寺建立の費用にあてたのでした。







第75番札所 五岳山 誕生院 善通寺 (ごがくざん たんじょういん ぜんつうじ)
・・・ 香川県善通寺市 ・・・




済生橋

お大師さまが中国でご修行されていた時、

洛陽の洛水にかかる天下の名橋・天津橋を渡られました。


その故事により、天津橋を復元し、

往時を偲んでいるのだとか。








大 楠

赤と白の建物は五社明神








大 楠

この2本のクスノキは、いずれも樹齢1000年を超え、

お大師さまがご幼少の頃や

善通寺の創建当時を偲ばれる大木です。








五重塔

総高45mに及ぶ総欅造の大塔で、

善通寺のシンボルとして、広く人々に親しまれています。








金 堂

善通寺の本堂です。








南大門

善通寺の正門です。








仁王門

この門前にかかる石橋は、

昔は毎月20日のみ通行できたことから、

「廿日橋」 と言われています。








石橋から見たスイレン

現在は、20日以外でも通れます(^^)v








廻 廊

仁王門から御影堂へと続いています。








御影堂

お大師さまが誕生された佐伯家の邸宅地に建てられています。








お大師さまの誕生日が6月15日

この日は14日だったので、

14,15日の二日間、お誕生会の行事が行われていました。







第76番札所 鶏足山 宝幢院 金倉寺 (けいそくざん ほうどういん こんぞうじ)
・・・ 香川県善通寺市 ・・・




本 堂








本堂の前には、大きな数珠があり、

お願い事を唱えながらゆっくりと一巡回すといいそうです。








本堂の外壁に貼られていたものですが、

四国霊場は、

阿波の国(徳島)の霊場が「発心(ほっしん)の道場」

土佐の国(高知)の霊場が「修行(しゅぎょう)の道場」

伊予の国(愛媛)の霊場が「菩薩(ぼさつ)の道場」

讃岐の国(香川)の霊場が「涅槃(ねはん)の道場」

と、人生にたとえられています。








乃木将軍妻返しの松

乃木将軍がこの寺で暮らしているとき、

何度も妻の静子夫人が会いに訪れたそうですが、

彼は決して会おうとはしなかったそうです。

途方に暮れた夫人が松の下でたたずんでいたという

いわれのある松です。







第77番札所 桑多山 明王院 道隆寺 (そうたざん みょうおういん どうりゅうじ)
・・・ 香川県仲多度郡 ・・・




仁王門

ここから本堂が、額縁の中の絵のようみ見えます。








多宝塔








本堂と仁王門の間には、

観音様がズラリと並んでいます。








この日は、夏の様な暑さだったので、

紫陽花もちょっと萎れ気味。








眼なおし薬師

境内の左奥にある眼病治癒で有名な「潜徳院殿堂」。

ここに祀られている京極左馬造は盲目でしたが、

薬師如来の霊験で視力を回復。御典医として活躍した人物。

堂内には「目」の文字を自分の数え年の数だけ紙に書いて奉納すると、

眼が良くなるそうです。

私は、目という字を76個書いて奉納しました。







この子は渦紫陽花かしら?








八重の柏葉紫陽花








真っ白なアジサイ の足元にあるのは

イソトマ ですね(*^-^*)







ジュランタ宝塚 が、もう咲いている!

我が家のは未だ蕾だって出ていないのに(^-^;








マーガレット


お花の多いお寺で、暑さで疲れた私たちを癒してくれましたした(*^-^*)








とても暑かった日でしたけれど、

木陰に入るとそよ風が心地よく、

7ヶ寺のお参りは、そんなに大変ではありませんでした。

帰りは、今回もまた津田の松原SAでおうどんを頂き、

午後7時過ぎに家に着きました。

我が家は、淡路島の中で四国に1番近いところにあるのですが、

1番遠い人は、その後1時間半かかるので大変!


このツアーは、7月と8月は夏休み。

次回は9月にまります。






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2016_06
21
(Tue)12:00

71番~73番 四国88ヶ所お遍路の旅




6月14日、梅雨の晴れ間の好天気の日、

四国遍路に行ってきました。

今回は香川県なので日帰りで7ヶ寺お参りしました。









第71番札所 剣五山 千手院 弥谷寺 (けんござん せいじゅいん いやだにじ)
・・・ 香川県三豊市 ・・・




以前お参りした時は、下の駐車場から歩いたので、

沢山の石段を登ったのですが、

今回はシャトルバスに乗り換えて行ったので、

だいぶん楽でした。

 これは、シャトルバスを降りた時の風景。

随分上がってきました。








バスを降りて、さぁ!お参りに出発です。







先ずは、順番に鐘を撞きます。

鐘を撞くのは参拝する前。

参拝後に鐘を撞くのは、 「戻り鐘」 として忌み嫌われています。








シャトルバスで行っても、まだ長い石段を頑張って上がっていきます。








お水場

真言の書かれた経木を山頂からの水で洗い清める事で、

水場の地蔵尊が、霊山に住む仏や神に

願いを届けるといわれ参拝されています。








本 堂

岩壁に埋め込まれたように建てられています。








弥陀三尊磨壁仏

大師堂から本堂へ向かう途中の岩壁にあり、

お大師さまが刻んだとされています。

「磨崖仏(まがいぶつ)」 と呼ばれ、

真言を唱えると極楽往生ができるともいわれます。








石段の脇には古い墓石や五輪塔が点在

こちらの岩にも、

沢山の磨崖仏が彫られています。








大師堂








獅子の岩屋

大師堂内の奥の院で

お大師さまがご幼少の頃学問をし、

後に密教の修業をされた場所。


獅子が口をあけたような岩で、

お大師さまご自身が彫り上げたとされ、

ここで祈ると獅子が罪を食べつくしてくれると言われています。








前にお参りした時(2010年)の写真が出てきました。

530段 だったみたいです。


あの時は、随分沢山の石段を上がったと思ったのですが、

その時に行った金毘羅さんの本宮までの石段が785段

奥社まで行けばは、後580段

それに比べると大したことがなかったみたいです(^-^;

多分、心の準備が出来ていなかったからなんでしょうね(苦笑)






第72番札所 我拝師山 延命院 曼荼羅寺 (がばいしざん えんめいいん まんだらじ)
・・・ 香川県善通寺市 ・・・




創建は四国霊場で最も古い推古4年。

讃岐の領主・佐伯家の氏寺として創建されました。

お大師さまがこの寺を訪れたのは唐から帰朝した翌年のこと。

亡き母玉依御前の冥福を祈るためだったともいわれています。








笠松大師

境内には、お大師さまが植えられたという

大きく傘を広げたような形の見事な松の木があって、

「不老松」と呼ばれていましたが、

平成13年秋から14年春にかけて、松くい虫で枯死してしまったので、

その幹に弘法大師座像を刻みました。








ありし日の「不老松」








本 堂








時節柄、あじさいの青が美しいです♪








この鬼瓦は、旧本堂の棟瓦(明治9年)

現在の棟瓦も、これと同じ大きさです。

下の瓦は、 「下り尾」の鬼 だと書かれています。







第73番札所 我拝師山 求聞持院 出釈迦寺 (がばいしざん ぐもんじいん しゅっしゃかじ)
・・・ 香川県善通寺市 ・・・




出釈迦寺の開基には、

お大師さま幼少期の数ある伝説のひとつ 「捨身ヶ嶽」縁起 にゆかりがあります。








本 堂


大師がさま“真魚”と呼ばれていた7歳の時、

「将来仏門に入って、仏の教えを広め多くの人々を導きたい。

この願いが叶わないないのなら、

一命を捨ててこの身を諸仏に供養する」

と言われて断崖絶壁から身を投じました。


すると、紫雲がわき釈迦如来と天女が現れ、

天女に抱きかかえられたと言われています。








山の上のお堂の向こう側が崖になっていて、

そこがお大師さまが身を投じられたところです。








子宝の三鈷の松

雌松で、親の太樹からたくさんの小松がブドウの房のように生まれていて

松葉は三鈷の松になっている珍しい松です。








昼食は、食楽遊房 吉風(しょくらくゆうぼう きっぷう)




お料理が出るまでちょっと待ちましたが、

天ぷらも茶碗蒸しもアツアツで、

見た目もお味も良かったです(^^)v








何気なく壁に飾られたお花も素敵~~~☆彡







長くなりましたので、

お昼からの4ヶ寺は次回の日記に廻します。



***** つづく *****



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2016_05
25
(Wed)10:24

65番~70番 四国88ヶ所お遍路の旅




今月の17日(火)、また四国遍路に行ってきました。

もう一週間以上経ってしまいましたが、

お遍路の記録として残したいので、

頑張って思い出しながら書いてみました。



第65番札所 由霊山 慈尊院 三角寺 (ゆれいざん じそんいん さんかくじ)
・・・ 愛媛県四国中央市 ・・・




伊予最後の霊場で、標高は約430m。


昔お大師さまが訪れ、ご本尊として十一面観音を安置されました。

その折に三角形の護摩壇を築かれ、

21日間、国家の安泰や万民の幸福を祈って修行され、

それに由来して三角寺と呼ばれるようになりました。








山門と鐘つき堂が一緒になっています。








境内には可愛いお花が咲いています♪








本 堂








俳人・小林一茶が「これでこそ 登りかひあり 山桜」 と詠まれた

平石山の中腹にある静かな境内です。







これから香川県に入りますが、

昼食場所の関係で、68番と69番に先にお参りします。




この二つのお寺は、同じ境内にあるのです。








五月晴れの心地よい風の中、参道を進んでいきます。





第68番札所 七宝山 神恵院 (しっぽうざん じんねいん)
・・・ 香川県観音寺市 ・・・



本 堂

コンクリート打ちっぱなしで、白木と組み合わされた近代的な造りです。







鐘 楼








見事な彫刻です。








セッコク でしょうか?

木の幹に張り付いて見事な花をつけています。








巨木の根っこが面白い♪





第69番札所 七宝山 観音寺 (しっぽうざん かんおんじ)
・・・ 香川県観音寺市 ・・・



本 堂

四国で唯一の1寺2霊場です。








その後、裏手の道を少し歩いていくと・・・








銭型砂絵


ここはもちろん砂でできているため、

月日が経つと崩れていくので

毎年春と秋に実施する砂絵の修復作業は市民参加の恒例行事で、

地元の人たちのボランティアだそうです。








いわれが書かれています。








TV時代劇「銭形平次」のタイトルバックに使用されていたことでも有名なんだそうです。

私は見ていませんでしたが・・・












昼食は、可もなく不可もなく・・・









第70番札所 七宝山 持宝院 本山寺 (しっぽうざん じほういん もとやまじ)
・・・ 香川県三豊市 ・・・




山 門


このお寺には、血なまぐさいお話があります。

天正の頃、長曾我部の兵が攻めてきて境内に入ろうとしました。

その時住職は、身を挺して止めようとして斬られてしまったのに、

兵士たちが境内に入るのを拒み、

倒れもせず立っていました。








本 堂


その内、幾人かの兵が本堂の内陣に侵入したのですが、

なんと厨子が開いていて、

阿弥陀如来の右手の肘から血が流れていたのです。


それを見た兵士たちは境内から逃げ出し

お寺は焼かれずに助かったのです。








この時以来、阿弥陀如来は、

「太刀受けの弥陀 」と呼ばれ、

今も右手に傷が残っているそうです。








五重塔は平成の大修理中










67番札所 小松尾山 不動光院 大興寺 (こまつおざん ふどうこういん だいこうじ)
・・・ 香川県三豊市 ・・・




仁王門

四国一大きいといわれる仁王門








威風堂々とした金剛力士像は、仏師として名高い 運慶作 と伝えられます。








ここの石段は、一段一段の蹴上(けあげ)が高くて、

結構きつかった(滝汗)








県指定自然記念物 小松尾寺のカヤ

樹齢1200年余り

弘法大師四国修行の折り、

カヤの種を撒かれたと伝えられています。








三鈷(さんこ)の松

葉が三つに分かれた松で、

お財布に入れておくとお金が貯まるそうですが・・・








モミジにはプロペラが・・・

初夏なんだと実感!








左手にクスノキ、その向こうにカヤの木を見ながら石段を下りていきます。

蹴上が高いので怖い!!!












最後のお寺へはロープウェイに乗って・・・







全長約2,600m、山麓駅から山頂駅の高低差約660mを

毎秒10mというスピードで山頂に到着する

日本最大級の規模を誇るロープウェイ








山頂の気温は15℃








ロープウェイを下りてお寺に向かう途中、

香川県と徳島県の県境があります。








遥か遠くに 毘沙門天像








参道には五百羅漢がずらっと並んでいて圧巻!

ホントに五百あるそうです。








山 門








本 堂








標高が高いので、

牡丹の花がまだ咲いていました♪








すずらんの花















私も、この穴をくぐって向こうの茄子に腰を掛け

一つお願いをしました(*^-^*)








大師堂は、本堂の裏にあります。








シャクナゲ が咲いています♪








お大師様がお祭りされているところ。








マニ車


中にお経を収めたマニ車を回すと

一度お経を唱えたのと同じご利益があるそうです。








6ヶ寺のお参りを済ませ、

津田の松原SAで軽い夕食(おうどん)を取り、

帰路について鳴門大橋を渡る頃、

きれいな夕日が見られました。

車内一斉に大歓声でした(^^)v



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2016_04
21
(Thu)22:00

55番~59番 四国88ヶ所お遍路の旅




四国遍路の旅の2日目は、

ホテルを8時に出発し、10分後には最初のお寺に到着!



第55番札所 別宮山 金剛院 南光坊 (べっくざん こんごういん なんこうぼう)
・・・愛媛県今治市 ・・・




山 門・鐘楼


仁王様ではなくて、前後左右に 四天王 がいます。

今回は、以前夫とふたりでお参りしてお寺を

ツアーに参加して、もう一度回っているのっですが、

以前来た時は、山門を通らないで、

横から車で来て駐車場に停めたので、

この四天王は初めて見ました。








本 堂


四国霊場のうち「坊」がつく寺院はこの南光坊だけ。

今治市の中心街にありますが

起源は古くて、航海の神、総鎮守・伊予一の宮の 大山祇神社

深くかかわる歴史を持っています。







第54番札所 近見山 宝鐘院 延命寺 (ちかみざん ほうしょういん えんめいじ)
・・・ 愛媛県今治市 ・・・




山門 を潜った先に・・・








もうひとつ 山門 がありますが、

こちらの方は、もと今治城の城門の一つ で、総けやき造り。

明治初期に今治城取り壊しの際に譲り受けたものです。








本 堂








境内を彩るツツジの花








越智孫兵衛の墓


昔この地方の庄屋に孫兵衛と言う人がいました。

彼はいつも毎年の年貢を軽くして農民が少しでも楽になるようにと考えていました。

ある日、農民たちが夫役に駆り出されたのですが、

孫兵衛は農民たちを集めて、

お粥を竹筒に入れたお弁当を持っていくようにと言いました。

そして弁当の時間、農民たちがお粥を飲んでいるのを代官が見て、

昼間からお酒を飲んでいると勘違いし、

孫兵衛は代官に呼ばれて叱られました、

お粥入りの竹筒を代官に見せて、

農民の苦しさを色々と訴えました。

驚き同情した代官は、殿様に訴え、

特別に年貢が軽減されたのでした。








馬酔木の花

可憐なピンクの花をつけています♪








こちらは、馬酔木の白い花








桜の花







第56番札所 金輪山 勅王院 泰山寺 (きんりんざん ちょくおういん たいさんじ)
・・・ 愛媛県今治市 ・・・




右側の石垣の所は、

最近造成されて、上の境内が大きくなりました。








一番奥が 本 堂








賓頭盧尊者像(びんずるさん)

自分の悪い所を撫でると治るといわれているので、

頭、目、耳、足、腰と、アチコチ撫でましたよ(苦笑)








和庭園と大師堂







第57番札所 府頭山 無量寿院 栄福寺 (ふとうざん むりょうじゅいん えいふくじ)
・・・愛媛県今治市 ・・・




本堂(正面)と大師堂(右)


瀬戸内海沿岸のこの近海では、

海難事故が絶えませんでしたが、

栄福寺は、弘法大師が海神供養を修したことから、

海陸安全、福寿増長の祈願寺として往古から信仰されています。








見上げると、新緑のモミジが青空に映えて美しいです。








八重桜








ツバキの花








赤い新葉のモミジ








シャガ








アチコチには も!!!








ハナミズキ







第58番札所 作礼山 千光院 仙遊寺 (されいざん せんこういん せんゆうじ)
・・・ 愛媛県今治市 ・・・




参道には、 ミツバツツジ がいっぱい!








ミツバツツジ

淡い可憐なお花です。








本 堂

彫り物が素晴らしい~~~☆彡








桜の花と、バックには菜の花








帰りも、 ミツバツツジ を眺めながら駐車場へ。







第59番札所 金光山 最勝院 国分寺 (こんこうざん さいしょういん こくぶんじ)
・・・ 愛媛県今治市 ・・・




今回最後にお参りするお寺は、

入口の両側には灯篭。








薬師の壺

祈りながら撫でると、

どんな病気でも治ると言われています。








こちらにも 薬師の壺 が。








握手修行大師


願いを込めて握手すると、その願いが叶うのだとか。








それでは私も握手を・・・







今回のお参りはこれでお終い。

この後、 タオル美術館 へ行きました。

そのお話は次回に・・・



***** つづく *****











2016_04
20
(Wed)14:44

60番~64番 四国88ヶ所お遍路の旅



4月12日~13日にかけて淡路島発のバスツアーで、

久しぶりにお四国さんに行ってきました。








淡路島の北の方から順に乗客を乗せ

南の端の私たちがバスに乗ったのが8時。

トイレ休憩をしながら進んでいき、

最初のお寺に着いたのが10時半。


第64番札所 石鈇山 金色院 前神寺 (いしづちざん こんじきいん まえがみじ)
・・・ 愛媛県西条市 ・・・




参道沿いの桜は、もう葉桜になっていました。








本 堂


前神寺は、山岳信仰の山として崇拝される

富士山や大山など日本七霊山の一つで、

国定公園・石鎚山(標高1982m)の麓にあります。








大師堂


真言宗石派の総本山であって、修験道の根本道場でもあります。

お大師さまは若い空海のころ、この石鎚山に2度入山されていて、

虚空蔵求聞持法や37日におよぶ護摩修法、

三七日(21日間)の断食等の修行をしたことが知られています。








石鉄権現堂


毎月20日、権現様縁日が行われ、

3体の蔵王権現像が御開帳されます。

身体の悪い部分を像にこすり付けると治ると言い伝えられています。








シャガの花








御瀧行場不動尊

かつては滝打ち修行が行われていたそうです。







第60番札所 石鈇山 福智院 横峰寺 (いしづちさん ふくちいん よこみねじ)
・・・ 愛媛県西条市 ・・・


境内は石鎚山の北側中腹(750m)にありますが、

四国霊場のうちでは3番目の高地にあるので、

かっては「遍路ころがし」の最難所でした。


昭和59年に林道が完成して、

現在は境内から500m離れた林道の駐車場まで車で行き参拝できますが、

観光バスは通れないので、途中マイクロバスに乗り換えて、

半時間クネクネした林道を上がっていきます。

ドライバーさんの運転が荒っぽくて、

ちょっと怖い思いをしました(滝汗)








駐車場から境内に向かって歩いていきます。








あっ! ミツマタ が咲いている・・・








境内まではずっと下り坂。

行きはよいよい帰りは・・・

この綴れ織りの坂を上がるのは大変そう(汗)








でも、お遍路さんだもの。

少しくらいは歩かないとご利益がないかもね。








やっと境内が見えてきました。

正面一面に石楠花が植えられています。

花の頃はさぞ綺麗でしょうね♪








本 堂


縁起によると白雉2年、役行者が石鎚山の星ヶ森で修行をしていると、

山頂付近に蔵王権現が現れました。

そのお姿を石楠花の木に彫って、

小堂を建てて安置したのが創建とされているそうです。








4色のヒヤシンス&チューリップ








スノーフレーク&ヤブツバキ

あっ!間違って、ここにもチューリップを入れてしまったわ(^^ゞ

なんてドジな・・・(滝汗)







第61番札所 栴檀山 教王院 香園寺 (せんだんさん きょうおういん こうおんじ)
・・・ 愛媛県西条市 ・・・




超近代的な大聖堂

2階には本堂と大師堂が並んでいます。







第62番札所 天養山 観音院 宝寿寺 (てんようざん かんのんいん ほうじゅじ)
・・・ 愛媛県西条市 ・・・




本堂&大師堂


色々な事情で何度も場所を変えた

流転の歴史を持っているお寺です。







第64番札所 密教山 胎蔵院 吉祥寺 (みっきょうざん たいぞういん きちじょうじ)
・・・ 愛媛県西条市 ・・・




山 門








四国と中央に石鎚山系








もう 白い石楠花 が咲いています♪








御衣黄(ぎょいこう)桜

花は特徴的な緑黄色で、

そこから次第に黄色からピンクへと変わっていく珍しい神秘的な桜。








清々しいお天気で、空が真っ青です。








成就石


本堂の前から目をつぶって願い事を念じながら成就石に近づき、

金剛杖を直径30~40cmほどの穴へ。

金剛杖が通ったら願い事がかなうと言われています。








くぐり吉祥天女

下を潜ると、

貧苦を取り除き、富貴財宝を授かるといわれています。








ビタミンカラーの黄色のチューリップ








ドウダンツツジ







宿泊所の 今治国際ホテル へ・・・




ホテルのロビー








お部屋



一日目は5ヶ寺お参りしました。

そして翌日は、6ヶ寺お参りした後、 タオル美術館 へ行ってから帰路に着きます。

夕食後、温泉にゆっくりと浸かって、

眠りに落ちました。




***** つづく *****








今治国際ホテル




2015_09
24
(Thu)10:37

第24番~26番&御厨人窟 四国88ヶ所巡り 




四国88ヶ所巡りの高知編、前回の続です。

土佐藩主山内家下屋敷跡に建つ旅館・三翠園で前日の疲れを癒した後、

次のお寺へと向かって出発!

今度は、淡路島方面へ向かていくので、

逆打ちでのお参りです。







第26番札所 龍頭山 光明院 金剛頂寺 (こんごうちょうじ)
・・・ 高知県室戸市 ・・・




こちらのお寺も又、長い石段を上がっていきます。

女坂の33段、男坂の42段 と後少しの石段。

ここのお寺の石段は、男女の厄年の数に合わせたためでしょうか?

蹴上がとても高くて、上がるのに一苦労でした。



前を行くのは、私たちの先達のSさん。

生憎、小雨が降っています。








仁王門

両サイドには、巨大な草鞋が奉納されています。








本 堂

地下には宝物殿があり、重要文化財が収納されていました。

(写真はなし)



そして、大師堂は本堂に背を向けて西側を向いています。


お大師さまが、この地を悩ましていた 天狗 を封じ、

今でも、西に向かって睨みを効かせているのだそうです。

それで、通称「西寺(にしでら)」と呼ばれています。



画像はありませんが、他にも注目すべきものがありました。

奴草

境内に自生する天然記念物。



鯨供養塔

鯨の供養塔があり、別名「クジラ寺」ともいわれているそうですが。



一粒万倍の釜

大師が炊いた米が一万倍に増え、人々を飢えから救ったという伝説があります。







第25番札所 宝珠山 真言院 津照寺 ( しんしょうじ)
・・・ 高知県室戸市 ・・・

通称、 「津寺 (つでら)」 と呼ばれています。




山 門

雨が止んでラッキーです(^^)v






あき


一木権兵衛ゆかりの「お釜岩」の一部

山門を入った左手にあります。

その昔、港口にお釜岩という巨岩が港をふさぎ、

三千余りの人夫が砕こうとしても砕くことが出来ませんでした。

それで、もう三千人の人夫を増やしたのですが、依然として砕けません。


一木権兵衛は自らの命を捧げることを祈願。

すると岩は砕け、改修は無事終了しました。

その後無事に 室津港 が完成すると、約束通り自刃しました。

隣に、 一木をお祀りする 一木神社 があります。









石段下から見上げる鐘楼門








上がると室津港が見えます。








本 堂

台風銀座と言われる室戸岬。

その為、本堂は鉄筋コンクリート製です。



ご本尊は地蔵菩薩

その昔、山内家初代一豊公が室戸の沖で暴風雨に遭い困っていた時、

何処からともなく大僧が現れ船の楫を取って

船は無事室津の港に入港する事が出来ました。

ほっとした所で先程の大僧の姿が見えなくなったのに気づき

探しましたが見当たらなかったので、

先ずは津寺へお参りしてみますと、

本尊地蔵菩薩の御体が濡れていて、

大僧が本尊地蔵菩薩であった事がわかったそうです。






大師堂












昼食は、 道の駅キラメッセ室戸の「鯨の郷」 で。

画面左上は、鯨のタタキ

太巻きの中身は、鯨と鰹でした。

先達さんの話では、

以前は、鯨の竜田揚げが出ていたそうですが、

お遍路に来る人はお年寄りが多いので、

硬くて食べにくいとのクレームがあって、

今は、鶏肉に変えたそうです。








食事会場の大きな窓からは太平洋。

眼下には、縦に断層が入った岩々。

高知の海岸線は、今も隆起しているという証拠だそうです。







第24番札所 室戸山 明星院 最御崎寺 ( ほつみさきじ)
・・・ 高知県室戸市 ・・・




くわずいも

昔、お婆さんが芋を洗っていると、

一人の遍路(弘法大師)が通りかかり、

その芋を乞うたところ、

おばあさんはあげるのが惜しいので、

「この芋は食べられない」と言ったそうです。

それ以来このお芋は、何度造っても硬くて、

本当に食べられなくなったそうです。








行きは石段の方を通らないで、

広大な敷地の中の緩やかな坂道を歩いていきました。








本 堂

「修行の道場」 とされる土佐最初の霊場。








手前から 鐘楼、多宝塔、本堂








大師堂

本堂に背を向け、明星が見える東を向いているので

「東寺(ひがしでら)」 とも呼ばれています。



※弘法大師は、この後に行く 御厨人窟で修業中、

ついに、明けの明星が口から体中に入り、

宇宙の表出とも言うべき体験をされ、

ここで宇宙と一体になれたと 著書「三教指帰(さんごうしいき)」に記しています。








鐘 石

安山岩で出来たこの石を、

くぼみに置かれた小石で叩くと、

鐘のような金属音が聞こえます。








仁王門

帰りはこちらから












ちょっと寄り道して、お寺の少し下にある

室戸岬灯台

今はもう、燈台守はいなくて、遠隔操作で動かしているそうです。














御厨人窟 (みくらどう)

弘法大師がこの「御厨人窟」で、修行されたと伝えられています。

約1200年前の平安時代、青年時代の大師が悟りを開いたといわれる洞窟です。




洞窟が二つ並んでいて、

向かって右側が、修業をされていた洞窟。

この中に座っていると、空と海しか見えない。

その空と海に感銘を受けて、“空海”と名前をつけたのだそうです。








こちらは、住まいとして使用されていた洞窟。

なお、「御厨人窟の波音」は環境庁の「日本の音風景100選」に選ばれています。








大師行水の池








エボシ巌







穏やかな海だと思っていましたが、

流石は太平洋!

巌に砕ける波しぶきは凄い!!!



これで、今回のお参りはすべて終了。

淡路島に向かって帰りました。







これ以降のお遍路ですが、

2013年に先達さんつきのツアーに参加していますので、

31番、35番&37番    32番~34番&36番    38番&39番    

40番~43番    44番~47番    48番~53番

次に参加するのは、54番~88番までで、

来年の4月からになります。

それまで少しの間、お遍路さんはお休みです。