2010_02
11
(Thu)22:49

関東地方への旅


妖精.gif関東地方への旅

以前購読していた雑誌「いきいき」に、白州次郎・正子夫妻の事が載っていて、二人が住んでいた武相荘も現在公開されているとの事でした。

「白洲次郎 占領を背負った男」を読んで、おふたりの生き方に興味を持っていたので、是非1度武相荘に行ってみたいと、それ以来ずっと思っていたのですが…

昨年の暮に、阪急トラピックスの案内に、武相荘へ行くツアーが載っていました。3泊4日の旅程で、見学する所は、鳩山御殿を除いてみんな行った所ばかり…

ちょっと躊躇しましたが、皇居と日光では、通常立ち入り出来ない所を見学するとの事。
久しぶりに関東地方の旅行もいいかな…と思って申し込みました。


**********


第一日目

10:30伊丹空港集合。

11:30発のJALで空路羽田へ…

観光バスに乗って、首都高→外環→関越道を通って一路草津へ


八ッ場ダム.jpg

↑途中、八ッ場ダムの工事現場の横を通過。

巨大な道路や橋などがあちこちで出来上がる途中でした。

これって、中止した方がいいの?
それとも
続けた方がいいのかしら???


浅間山.jpg

↑浅間山も綺麗に見えました♪



この日の観光は、草津の湯畑のみ。

バスの中から見えた温度表示計はなんと-6℃

ホテル着後に送迎バスで見に行くのですが
以前、行った事があるのでパス!

温泉に入ってゆっくりしました^^


草津ー1.jpg

↑部屋のベランダから見た雪景色と朝焼け


草津ー2.jpg

↑久しぶりに見たツララ

前日までは吹雪だったそうです。

外気温は低いけれど、タイミングはよかったみたいです(*^^)v


観光は翌日から始まります^^


*** つづく ***








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2010_02
11
(Thu)21:49

関東地方への旅 2日目


妖精.gif関東地方への旅 2日目


久しぶりに凄いツララを見て出かけたバスの旅

草津のホテルを出て、車窓から見えた電光温度計が

なんと-10℃!

うわぁ~、こんなんで観光が出来るのかしら?

でも、お天気は晴天!
薄っすらと雪化粧した山々が望めます♪

車窓の景色を楽しみながら、
又八ッ場ダムの建設現場を通り過ぎ

坂東33ヶ所の16番札所の水澤寺・水沢観音へ

ここは、33ヶ所巡りで行った所です。


水澤寺ー1.jpg

↑六角堂

六地蔵尊自体が回転する
全国的にみても非常に珍しい構造になっています。
この地蔵尊を左に3回廻ると、極楽に行けるとか…

勿論、3回廻りました^^


水澤寺ー2.jpg

↑水澤寺・本堂

ここに着いた時は気温がどの位だったのかしら?

空気がピンと張りつめていたものの、風はなく
スキー場に行った時に感じるのと同じで
そんなに寒さを感じませんでした。



**********


その後、日光へ…

好天気に恵まれ

登山好きの夫が登ったという山々が車窓から楽しめます♪

天城山、榛名山、浅間山、日光男体山、白根山等など…

これを見ただけでも、来てよかったと思えたほど。



日光に着き

先ずは輪王寺の通常立ち入り出来ない所(宮内庁管轄の所)の特別参拝


日光ー1.jpg

↑日光・輪王寺のお庭  逍遥園

水面は凍っています。

近江八景を表しているそうです。

回遊式のお庭を通って

輪王寺御霊殿の特別拝観 参拝と御法話

御霊殿は、日光では珍しく白木造り
明治・大正・昭和天皇、皇后両陛下の大きなお位牌がお祀りしてありました。

日光ー2.jpg

↑開かずの門

特別な時にしか使わないので
50年以上開門していないそうです。



その後、東照宮へ…

専門ガイド付きで見学

このガイドのおじさんはダジャレ好き
みんなを笑わせていました^^

日光ー3.jpg

五重塔【重文】

普通屋根は上に行くに従って小さくなるのですが
これは、漆が屋根から落ちる雨水で痛まないよう
あまり小さくはなっていません。


日光ー4.jpg

↑神厩舎にある三猿【重文】

神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)

昔から猿が馬を守るとされているところから、
猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。
中でもこの「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名。


日光ー5.jpg

↑石鳥居の中に収まった陽明門【国宝】

この位置がパワースポット。願い事が叶います(*^^)v


東照宮は、何時見ても素晴らしい~~~☆ミ

外国人が称賛するのが分かります。

今、平成の大修理が始まっていました。

昭和の大修理が終わって半世紀
その時の修理費用が数百億円だったそうです。

今回も巨大な費用がいるのでしょう。
素晴らしい宝物を維持するのも大変なことなんだな~って実感しました。


この日の見学はここまで

鬼怒川温泉で宿泊

ゆっくり温泉に入って身体を温めました。


…つづく …









2010_02
11
(Thu)20:41

関東地方への旅 3日目


妖精.gif関東地方への旅 3日目

鬼怒川温泉を出て、男体山に見送られながら一路東京へ

最初に靖国神社参拝

境内で24歳の海軍大尉の遺書がプリントされたものを見かけました。

今まで生きてきた彼の人生に感謝しつつ、国を思い、両親・兄弟を思い、数百人の部下を思い、親に先立つ親不孝を謝し、最後に日本帝国万歳を唱えています。

時世の句は

たのしみは 彼方の空の紅を ただ一すぢに 思ひ込むとき


毎月、ひとつずつ遺書を紹介しているようです。

国の誤った政策で、こんなにしっかりとした前途有望な青年たちが、多数命を落としたのかと思うと、やりきれない思いになります。

それに引き換え、今の若者は…と、つい思ってしまうのです。



昼食は、築地で本場の江戸前寿司


みんな、とても楽しみにしていました。

ところが、出てきたものは、ネタが新鮮ではなくて、スーパーに売られているようなのが寿司桶に入ったもの。

回転ずしの方がまだましだって、そりゃ~もう、ブーイングが凄かった。
多分、殆どの人がアンケートで低く採点したと思います。


午後は、皇居宮殿参観


普通、団体では入れない所へ無理をして入るとかで、皇居のお掃除をボランティアでしている団体として入るのだそうです。


皇居ー1.jpg

で、私たちのお掃除グループ名は「輪秀会」

乗っているバスのステッカーも張り替えました。

4列に整列し、そのまま進みます。

最初、窓明館で10分位ビデオを見た後、ガイドさんの後に付いて見学。


S皇居.jpg

↑この赤い天線のルートを歩いて見学


皇居ー2.jpg

↑富士見櫓

何処から見ても美しい姿をしているそうです。


皇居ー3.jpg

↑長和殿

一般参賀が行われる所

このバルコニーで両陛下・皇族方が祝賀をお受けになります。

思っていたのより、低い場所にありました。


皇居ー4.jpg

↑伏見櫓

冬とは思えないようなポカポカ陽気の中、1時間15分位歩きました。

宮内庁の職員だというガイドの人も
私たちの正体をご存じでした。

お掃除グループとして入るのはタテマエ。
将に形式だけのことだったのです。

後で知ったのですが
この日の東京の気温は21℃だったとか…

-10℃から21℃と、もの凄い気温の変化を味わった事になります。

この後、鳩山御殿へ行くのですが
長くなるので、そのお話はまた明日に。


… つづく …





2010_02
11
(Thu)18:33

関東地方への旅 3日目


妖精.gif関東地方への旅 3日目


鳩山会館の巻


鳩山一郎が首相だった時、戦後の困難な時期における重要な政治の舞台となった場所がどんな所だったのか、一度覗いてみたいと思っていました。

音羽通りをバスで走っていると、突如鳩山会館への門が現れます。坂道を小高い丘の方へ登って行くと、鳩山家の美しい洋館が姿を表します。

音羽御殿とか鳩山御殿と呼ばれていて、平成7年に全面的な修復が行われ、鳩山会館として一般開放されるようになったそうです。


S鳩山邸.ー2.jpg
チケットの写真

バラの季節には、こんなに綺麗なのでしょうね。

今は、バラの花がなく芝生も枯れていましたが…

庭の手入れをされてる人に、
バラの土壌づくりについて教えて頂きました(^_-)-☆



鳩山御殿ー11.jpg
政治の場となった第2応接室



鳩山御殿ー4.jpg
第2応接室のステンドグラス



鳩山御殿ー5.jpg
第1応接室



鳩山御殿ー7.jpg
第1応接室のステンドグラス



イギリス洋式の洋館ですが、1階部分では部屋の境の扉を大きく開けて各室を連続して使用することができ、日本家屋のような開放的な空間を作り出しています。


鳩山御殿ー10.jpg
階段の踊り場部分にあるステンドグラス


S鳩山邸.jpg  
修復前の見取り図



2階は、鳩山一郎・薫夫妻、威一郎の記念室があり、 一郎の残した書簡や軍服、数々の勲章、文具などが展示されていました。
又、議員時代の給与明細や自動車の運転免許証、デスマスクなどもあり、興味深く見学しました。

和室はたったひとつで、一郎夫人の薫の部屋だったのですが、そこを 共立女子学園理事長を務めた彼女の記念室としています。



庭の立派な盆栽と花々です
鳩山御殿ー3.jpg


鳩山御殿ー2.jpg


鳩山御殿ー8.jpg


鳩山御殿ー9.jpg



見学後、横浜へ…

ホテルに到着後、中華街へ夕食に行きました。

この中華料理も期待外れで

築地のお寿司と並んで、今回の2大がっかりでした。

夕食後、辺りを散策

宿泊したホテルは、山下公園の前にあって足場がよく、
チャップリンやマッカーサーが泊まったという老舗ホテル。
お部屋も朝食もよく、これは大満足(*^^)v

窓から横浜みなとみらいのランドマークタワーや観覧車の
イルミネーションを眺めながら眠りに付きました。


横浜ー1.jpg
電飾された氷川丸

いよいよ明日は武相荘へ行きます♪


… つづく …










2010_02
11
(Thu)11:59

関東地方への旅 最終目


妖精.gif関東地方への旅 最終目


武相荘

北康利作の「白州次郎 占領を背負った男」を読んで、戦後占領下にあった日本がどのようにして独立国になったのか少しわかり、白州次郎という恰好いい男性がいた事を知りました。

彼が戦争が始まって間もない昭和18年から住んでいた武相荘が公開されていると知り、ずっと一度訪れて見たいと思っていました。

今回、ツアーの中身に武相荘が入っていたので申し込みました。
後は全部おまけの観光です。

東京・町田市の、以前、鶴川と言われていた所。
昔は田舎の田園地帯だったそうですが、今は開発されて建物がいっぱい。
ユニクロの隣が入り口でした。


武相荘ー6.jpg
武相荘の門



武相荘ー5.jpg
椿と紅梅が綺麗



武相荘ー2.jpg
茅葺き屋根の母屋



S武相荘.jpg
見取り図



正子夫人の趣味かしら?

椿がお好きだった様で、椿の木が沢山ありました

武相荘ー1.jpg


武相荘ー3.jpg


武相荘ー4.jpg


芦屋市の大富豪の家に生まれ、神戸一中を卒業後、イギリスのケンブリッジへ。そこで英国流の紳士道を身につけます。

敗戦と同時に吉田茂の抜擢で、終戦連絡事務局次長として、GHQと対決する最前線に送り込まれます。流暢なクイーンズイングリッシュを武器に、占領軍と堂々と渡り合ったそうです。

背が高くて、身だしなみは英国紳士風。クイーンズイングリッシュを使う次郎には、GHQもたじたじだったとの事です。



白州次郎について興味をもたれた方はここをクリックしてみてね。

彼の大体の事がわかります。

昨年、NHKのドラマにもなりました。



鳩山邸は、イギリス風の建物と庭。

それに引き換え、イギリスで教育を受けた白州次郎が好んだ家は、茅葺き屋根の純和風建築。日本を離れて住んでいたからこそ、日本のいい所が理解出来たのでしょうか。

辺りに点在していた茅葺き屋根の家々も、殆どなくなり、武相荘だけが昔の姿のまま立っています。

戦後の政治の舞台に立ったふたりの住み家を見て、やっぱり次郎さんの家の方が好きだな~って思ったものでした。


夕焼け.jpg
帰りの飛行機から見た夕日

もう少しで日没…と思った時に降下し始めて雲の中

ちょっと残念でした




帰宅して、夫が言いました。
「今回の旅行は、盛りだくさんで良かったな」

お寿司と中華料理は悪かったけれど、それ以外はまぁ、良かったかな?
草津と鬼怒川の温泉も良かったし、日光も良かった(*^^)v
最後に泊まったホテルは最高だったし…

高いツアーだったら、みんな満足でしょうけれど、何回も旅行したい私たちは、そんな贅沢は出来ません。いい所や悪い所があって当然。

また、お手軽なツアーを選んで旅行したいと思っています。


… おしまい …