2017_03
08
(Wed)22:00

歴史的大発見だった松帆銅鐸が、一時淡路島に帰ってきました(*^-^*)




平成27年4月、

南あわじ市で大発見がありました。


市内の工場の砂置き場で、

約2000年以上前の弥生式時代に作られた

7個の銅鐸が見つかったのです。


発見された場所の地名から

「松帆銅鐸(まつほどうたく) と名付けられました。


大発見がいくつもあって、

考古学者から「国宝級の資料」だと注目されているそうです。


その後、島外の研究所でいろいろと調べているのですが、

今回、一時、地元に戻ってきて、

中央公民館で展示されているので見に行ってきました。







展示室の入り口には、レプリカの銅鐸がぶら下っていて、

多分こんな風に使われていたのだろうと思われます。








展示室に入って、1番先に目に入ってくるのが、この大きな銅鐸

大岩山銅鐸のレプリカ で、明治14年に、

滋賀県野洲市の山の中で遊んでいた子供によって

偶然見つけられた14個の銅鐸の中で1番大きく

日本でも最大の銅鐸 だそうです。








市内で発見された国宝級の銅鐸

興味のある人が多いのでしょうね。

人物を入れないで写真を撮ることが出来ません。








ほかの地方で発見された銅鐸(レプリカ)も、

沢山展示されていたので、

考古学が大好きな人にとっては嬉しいでしょうね。








7つの大発見


↑画像は、頂いた資料をスキャンしたものです


1.1番古い形の銅鐸だった

発見された銅鐸の内の1個は

全国でも11個しかない最古級の菱環鈕式(りょうかんちゅうしき)という形の銅鐸で、

後の6個は、次に古い外縁付鈕式(がいえんつきちゅうしき)という形の銅鐸でした。



2.舌(ぜつ)も一緒にたくさんあった

それぞれの銅鐸の中には、

青銅製の鳴らすための棒(舌)が入っていて、合計7本みつかりました。



3.ヒモが残っていた

舌には、

吊り下げる為の植物で作ったヒモが残っていました。

ヒモが確認されたのは全国で初めて。



4.大量に見つかった

松帆銅鐸は、全国で4番目に多く纏まって見つかり、

特に古い銅鐸が1度に大量に埋められた珍しい例です。



5.鳴らす銅鐸だった

古い時期の銅鐸は、

音を聞く銅鐸だったことが分かりました。



6.入れ子の状態で見つかった

入れ子とは、大きな銅鐸の中に

小さな銅鐸が入っている状態の事です。

なぜ入れられていたのかは分かっていません。



7.特別な場所だった

見つかった場所は、海に近い所でしたが、

他の地方では、海から遠く離れた場所で見つかっています。








向かって右にある松帆5号銅鐸は、

中央の荒神谷6号銅鐸と同笵だそうです。


この時代の鋳型は、石で作られていたので、

何回も使用していました。

使ううちに型に傷が出来るので、

同じ傷が見つかると、同笵とみなされます。

島根県の荒神谷と淡路島・・・

交通手段が発達していなかった弥生時代に、

こういう交流があったなんで不思議です。








左から、松帆1号、2号銅鐸と、慶野中の御堂銅鐸

松帆2号・4号銅鐸と、過去に発見された慶野中の御堂銅鐸も

同笵だそうです。








松帆6号銅鐸(本物)








松帆7号銅鐸(本物)








松帆1号銅鐸と舌(本物)








松帆5号銅鐸と舌(本物)








この綺麗な装飾が残っているのは、

大岩山銅鐸のレプリカなのでしょうか・・・

名前を控えるのを忘れていたみたいです(^-^;







 クリック! 拡大画像 


淡路島で見つかった銅鐸と場所の一覧







 クリック! 拡大画像 


松帆銅鐸と同笵関係にあった

島根県の荒神谷銅鐸と加茂岩倉銅鐸は、

日本神話の舞台となった「出雲」

そして、淡路島も神話の舞台になっています。

やはり、何がしかの関係があったようですね。







この週末(3/12)、市埋蔵文化財調査事務所主催の

松帆銅鐸市民講座のフィールドワーク

神戸市立博物館で 桜が丘銅鐸

野洲市歴史博物館で 大岩山銅鐸 を見学してきます。


今まで、考古学には全然興味がなかったのですが、

淡路島を愛する私にとって、

松帆銅鐸の発見は、とっても嬉しい事。

勝手だけど、急に興味がわいてきました(苦笑)






にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ
にほんブログ村

ご訪問ありがとうございます。

帰りがけに応援ポチをしていただけたら

励みになりますので嬉しいです。






スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/03/12 (Sun) 00:30 | | 編集 | 返信

Re: えてがみっ子さんへ

> 歴史をはじめ 社会のお勉強は
> 苦手の私ですが
> とても興味深く拝見
>
> 手作りの奥深さ
> 感じました。
>
> 昔の人たちの技
> ゲットしたいです。

私は今まで考古学なんて、全然興味がなかったのですが、
今回、夫に誘われて講演を聞き、展示会を見てきました。
そうしたら、俄然興味を持ち始めたのです。

古墳時代よりも前の弥生時代に、
朝鮮半島から銅を運んできて作った銅鐸。

一体何に使っていたのか、どうして埋められていたのか…
いろいろと想像するだけで楽しくなりました。

私に新たな興味を持たせてくれた夫に感謝です(*^-^*)


2017/03/09 (Thu) 21:58 | ☆Rilla☆ | 編集 | 返信

Re: オデットさんへ

> わーーーすごい!!
> コレはうれしいですね
> 何だかワクワク、でも、コレ東京には来ないんでしょうねぇ
> それにしてもたくさん出土してるんですね
> 銅がいっぱいあったんでしょうね。

この頃の日本では、まだ銅を採掘する技術がなかったので、
初期は朝鮮半島、後に中国から輸入していたそうです。

弥生時代に、どんな船で行っていたのでしょうか…
きっと命がけだったと思います。

島根県と淡路島とのつながりも、
いろいろ想像するロマンを感じますよね(*^-^*)



2017/03/09 (Thu) 20:56 | ☆Rilla☆ | 編集 | 返信

勉強になりました

歴史をはじめ 社会のお勉強は
苦手の私ですが
とても興味深く拝見

手作りの奥深さ
感じました。

昔の人たちの技
ゲットしたいです。

2017/03/09 (Thu) 19:13 | えてがみっ子 | 編集 | 返信

わーーーすごい!!
コレはうれしいですね
何だかワクワク、でも、コレ東京には来ないんでしょうねぇ
それにしてもたくさん出土してるんですね
銅がいっぱいあったんでしょうね。

2017/03/09 (Thu) 02:32 | odetto | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック