2017_09
17
(Sun)13:40

千年の都「平安京」の大路小路を歩く 第6回




台風が鹿児島に上陸したようですね。

進路を見ると、日本列島を縦断しそうです。

最近、想定外の気候が続いていますが、

大きな被害が出ないようにと祈るばかりです。







今年の3月から始まった「平安京の大路小路を歩く」は、

7月に五条通りを歩いた後、8月はお休みだったので、

今回(9/3)は、久しぶりのウォーキングで、

六条通りを歩いてきました。


東西ふたつの本願寺が並ぶ≪六条通≫と≪ご利益めぐり≫

長くなりますが、記録に残しておきたいので、

一気に載せたいと思います。

興味のない方は、スルーして下さいね。








最初は、西本願寺に隣接している

龍谷大学の大宮キャンパス

ここは、お坊様が勉強する学校が始まりでした。

正門は、重要文化財です。








本館 (重要文化財)

明治12年に竣工した、大宮キャンパスのシンボル的建物。

石造りに見えますが、

木造建築の壁に石を貼り付けてあるのだそうです。

この時代には、とても珍しい建物でした。








北黌(ほっこう) 重要文化財

白亜の美しい壁と

アーチ型に連なるヨーロッパ調の窓が印象的な北黌は、

同じ意匠の南黌(なんこう)と対をなしている優雅な建築物です。

本館と同じ明治12年に竣工された歴史的な建物です。


昔は、全国から学びに来ていたお坊様の卵の寮でしたが、

今は、教室になっているそうです。







西本願寺へと向かいます。

西本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山

親鸞の死後、娘・覚信尼が、

親鸞像を安置した御影堂を東山の吉水に建て、

これが後に、「本願寺」と呼ばれるようになりました。


以来、各地を転々とした後、

1591年、豊臣秀吉から現在地を寄進され移転。








唐 門 (国宝)

桃山時代の豪華な装飾彫刻を充満した

檜皮葺き・唐破風の四脚門で、

伏見城から持ってきたと伝えられています。


来年から修復作業に入るので、

そうなると、当分の間見られなくなるそうです。








彫刻を眺めていると、

日が暮れるのを忘れてしまうほど見事なので、

「日暮しの門」とも呼ばれています。







築地塀(ついじべい)

切妻造、本瓦葺の版築の塀で

一番格の高い5本の定規筋が引かれています。








御影堂門

門の向こうに見えるのは目隠塀








御影堂(ごえいどう) 国宝

親鸞聖人像がお祀りされています。








本願寺のイチョウ 推定樹齢400年

低い位置から横に大きな枝を伸ばしている

ちょっと変わった樹形をしています。

2度の大火で、火の粉を浴びながらも

生き延びたイチョウです。








以前、TV朝日の世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団

飾り金具を黄金に輝かせる!日本古来の「金箔加工」

平らな銅板に細かな模様を浮かび上がらせて立体的に見せる「たがね打ち」

というのを見たことから、

こういう金具にも興味を持つようになりました。








近くで見ると、ホントに素晴らしい技術ですね。








阿弥陀堂だったか御影堂だったかは忘れたのですが、

床の修理の跡が、楽しい図形になっています。

素晴らしい技術を持った職人さん達、

こういった遊び心もあるんですね。

「一富士 二鷹 三ナスビ」もありますよ(*^-^*)








太鼓楼

本願寺の東北角にある重層の楼閣で、

内部に今も残る大きな太鼓は、

江戸時代には周囲に時刻を告げる合図となっていました。


幕末、本願寺を一時的に屯所としていた

新撰組による刀傷が、

今も残っていると伝えられえています。












亀屋陸奥 銘菓≪松風≫

西本願寺門前に店を構える「亀屋陸奥」は

室町時代中頃より本願寺の諸雑務に携わり

合戦に同行した際、

3代目当主が兵糧として考案したのが始まり。

白みそを練り込んだ生地は、

もちっとした触感で、ケシの実の風味と相まって

深い味わいがするそうです。

※この写真は、ブログに載せたいのでと、

ショーウィンドーの中を写すのを了承して頂きました。












左女牛井(さめがい)之跡

平安時代から京の名水として知られていた井戸の跡。

このあたりに、源氏が居を構えた六条堀川館があり、

左女牛井はその邸内にありました。

後に、千利休などの茶人にも愛用されたといわれています。












いよいよ五条通を歩き始めます♪

先頭を歩いているのは、

洛を旅する らくたびガイドの安達さん



六条通は平安京の「六条大路」にあたり、

東は河原町通から西は堀川通に至る道。

東西の本願寺に隣接しています。


中世までは六条通の東の端・鴨川一帯は

「六条河原」と呼ばれる罪人の処刑場所でした。

普通、身分のある人の処刑場は三条河原で、

極悪罪人は六条河原でしたが、

石田光成は、六条河原で処刑されたのだそうです。








近年では、外国人観光客向けの

ゲストハウスがたくさん並んでいます。








こちらもゲストハウス







東本願寺へ・・・

真宗大谷派の本山。

「お東さん」の愛称で親しまれています。

1602年に第12世・教如が

徳川家康から現在の土地の寄進を受けて建立。


家康が、秀吉を祀った方広寺と

秀吉ゆかりの西本願寺の間を遮るように作ったとも言われています。








勅使門

屋根が切妻造りの檜皮葺による四脚門








御影堂門へ・・・








御影堂門

京都三大門(東福寺、知恩院)の1つ

先を白く塗った組木が素晴らしいです♪








正面に「真宗本廟」の額が架かっています。








こちらの技術も見事です。








御影堂

御真影(宗祖・親鸞の座像)を安置しています。








御影堂

外観が二重屋根なので二階建てに見えますが

下部の屋根は裳階(もこし)なので

単層建築になります。








阿弥陀堂門

切妻造・檜皮葺きの四脚門。

正背面に唐破風を設けています。









京都タワー

高さが131mというのは、

建てられた時の京都市の人口。

東本願寺の横にあるので、

ロウソクの形をしていると、よく言われますが、

白くほっそりとしたフォルムは

海のない京都の街を照らす灯台をイメージ。








御影堂門の前にある噴水は、

防火用水なのだそうです。

昔は、琵琶湖から引かれている疎水を

高低差を利用して使っていましたが、

今は、動力があるので、

地下水を汲み上げているのだそうです。












文子(あやこ)天満宮

大宰府に左遷された菅原道真の没後、

道真の乳母だっら多治比文子(たじひのあやこ)は、

「われを北野の地に祀れ」

との道真の託宣を受けたそうです。








文子は貧しく、社殿を建てることが出来なかったので、

自宅に小祠を建てて道真の霊を祀りました。

それが、北野天満宮の前身とも言われています。








という事で、

小さいけれど、「学問の神様」として

とても人気のある所だそうです。








文子像








相生のご神木 招霊(おがたま)の木

「良縁成就、夫婦円満」と書かれています。








道真公 腰掛石

大宰府へご左遷の際に立ち寄られ、

腰掛けられたと伝えられています。








石の上に硬貨がお花の形に置かれていますが・・・








これは、天満宮の社紋の梅鉢の形なのですね。








門の前には、

ノボタンが綺麗に咲いていました。

やはり、お花を見かけるとホッとします。











長講堂

後白河法皇が六条御所内に持仏堂を建立したのが起こり。

法華経を長期間講習する堂としてその名が付けられました。








中に入らないで、門から中を覗いただけ。

お庭も素晴らしいそうですが、

今回は時間がないとの事でした(涙)








スイレンの花が咲いていました。












市比賣(いちひめ)神社








京都中央市場の守護神と崇められています。

女神を祀ることから、

女人守護神としても知られていて、

特に、女人厄除けにご利益があるそうです。








天之真名井(あめのまない)

歴代天皇の産湯に用いられ、

現在も名水として茶会に用いられているそうです。








山門の上に、マンションが覆いかぶさるように建っていますが、

ここは、女性専用のマンションなんだそうですよ。

ここなら、神さまに守られて安心ですよね(^^)v












上徳寺








世継地蔵菩薩の提灯

私たちのガイドさんも、

ここにお参りして、お孫さん授かったそうです。








本堂

永観堂のものが移築されたという事です。

中には阿弥陀如来像がお祀りされています。








開基は、家康の側室・阿茶の局。








地蔵堂

通称「世継地蔵(よつぎじぞう)」とも呼ばれています。

江戸時代から、

子授けや安産にご利益があると言われていて

「京都の世継ぎさん」と言えば、この上徳寺なんだそうです。








仏足跡

昔は、お釈迦様の像を造るのは恐れ多いと考えられ

足跡の上にお釈迦様がいらっしゃると思って

お祈りしたのが始まりだそうです。












帰宅したら空が赤く染まって綺麗でした。

夫が、

“こういう空の時は、「鎌を研いて待て」って言うんだよ”

明日は晴れという事です。







昼食は、東本願寺の北側にあるレストランで。








出来立ての暖かいお料理が

一つずつ運ばれてくるフレンチコース

美味しくいただきました(^_-)-☆






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コメント

おはようございます

うんと勉強できました
大まかに名前くらいは頭にありますが
実際には知らない事ばかりで もう笑うほどです

いいな~  旅にでたいな~ 
うらやましいな~

2017/09/19 (Tue) 10:16 | さくら | 編集 | 返信

本願寺だ~~~
ちゃんと見に入った事がありません。
いつも素通りが多いですね。
西本願寺には境内に入っただけ・・・もっとちゃんと見るべきだったな~~~
京都タワー・・・7月に行ったとき登りました。
行って良かったです。
360度見渡せて、父のお寺の方も一緒に行ったところも見えて。
有名じゃないところにもいっぱいいっぱいステキな言い伝えや
景色があるんですよねーーー
ついつい有名なところや話題の所に行ってしまうけど・・・
リラさんのおかげでいっぱい教えてもらえるな~~
あ、京都タワーはろうそくだと思っていました。

2017/09/18 (Mon) 01:20 | odetto | 編集 | 返信

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