金継ぎのお稽古

昨日のブログにも書きましたが
今週の水曜日に
月一回の金継ぎのお稽古がありました。
金継ぎについては、
以前ブログにも書いた事があります。
行程は、ここをご覧くださいね。
仕上がった作品です。

3センチ位残して割れていたのを、
ボンドでくっつけてから
漆を塗って金粉をかけたもの。

欠けた所をパテで修復。
その上に漆 + 金粉

これも、割れてグラグラしていたのを
ボンドでくっ付けてから処理したもの。

正面の縁の三角形のところも、
欠けて無くなっていたので、
パテで形成しました。

一か所、縁が欠けていました。
パテで修復後、
漆 + 金粉

最後のは、
気分を変えて
銀粉を載せてみました。
これらは、みんな骨董品です。
友人が、骨董が趣味だったお父さまから
貰われたものが壊れたので、
捨てるのも勿体ないと、
金継ぎの教材に持って来て下さったのです。
今回のは、お稽古の教材として使ったものなんですが、
大事な食器を壊した時なんか、
綺麗に修復できると嬉しくなります。
今、思うのは、
阪神大震災の時に壊した大事な食器。
みんな捨てちゃったのが勿体ないな~って。
今だったら、修復して又使えるのにね。